ビジターとは?バドミントンチームにとってのメリットと注意点

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ビジターとは?

ビジターとは

日本語訳は「訪問者」

サークルやクラブの部員・会員ではないが、活動に参加する者のこと。

このページでは、バドミントンチームにおけるビジター参加の仕組みとメリット・デメリット・注意点を解説します。

ぺつこ

ぺつこは、PBC(ペンギンバドミントンクラブ)に時々ビジターで参加します。

「チームに所属しないことを希望する」需要がある。

世の中の全てのバドミントンプレイヤーが何らかの団体への所属を希望するかというと、そうではありません。

例えば、以下のような理由で、所属を希望しない方がいます。

  • 特定の団体に所属できない理由がある(転勤族など)
  • たくさんのチームに参加してみたい。
  • 無所属の方が気が楽である。
  • 年に数回だけプレイして、感覚を忘れないようにしたい。
  • 子供の対応など、優先すべきことが別にあり、稀に時間ができる。
  • 所属するチームの活動量不足を補いたい。

そして、この需要は所属する側の人間が想像するよりも多いでしょう。

このような方々にとって、「ビジター参加可」となっているチームは都合が良く、募集をかければ参加者を集めることができます。

ビジター参加の仕組みはこう作る

内部(部員)と外部(ビジター)の参加システムを分ける

部員の参加システムは各チームそれぞれだと思いますが、それを外部に公開すると制御不能に陥ってしまいます。
従って、一般的に外部向けには、部員向けとは異なる参加システムを採用することになります。

ビジター枠数が多くなければ、「メール・SNS・メンバー募集サイトなどを使った連絡」が外部向けの参加手段として多く使われます。

外部(ビジター)用の枠の考え方

①定員から部員の参加数を引いた数

これが最も部員優位になる王道の考え方です。
ただし、部員の参加者数の確定に時間がかかると、ビジターの枠数がなかなか確定できないのが、弱点になります。

参加率が高いなど、余剰が生まれにくい環境であれば、①を選択しましょう。

②そもそもビジター枠を確保しておく

例えば、この日はビジター枠を「3人」と決めておく考え方です。こちらは、部員の参加希望が定員から溢れてもこの3枠を使用できないのが弱点になります。

体育館キャパシティに余裕があれば、②を選択した方が良いでしょう。
また下に記述する「マンネリ化の防止」を目的にする場合も②の選択がおススメです。


制度導入のメリット

団体にとってビジター制度のメリットは以下のようなものがあります。

この記事で特にお伝えしたいのはこのメリットです。
メリットがデメリットより勝ると思えば導入をおススメします。

①余剰コートの有効活用

部員の参加者が少なく、予約しているコートに空きができる場合、ビジターで穴埋めができます。

バドミントンのダブルスの場合には、例えば部員が3名のとき、残り1名加えれば、ダブルスが成立するということは良くあります。

部員の満足度向上にも寄与することでしょう。

②マンネリ化の防止

メンバーを固定化している場合、マンネリ化は大きな課題になります。

稀にイベントを開催したりして、刺激を与えることが多いと思いますが、ビジターはその刺激の役割を果たしてくれます。

としかず

イベント開催よりは、運営負荷が低く、新しい人とプレイする刺激は効果が高いのでおススメです。

新人も同様の効果があるのですが、残念ながら必ずキャパシティの限界が来るので、常に行えるものではありません。

③いい人が部員になってくれる場合がある

稀にビジターでチームに良い影響を及ぼしてくれる方、親和性のある方が現れるでしょう。

その場合、ビジターの方もチームが気に入っている場合が多いので、正規部員に誘っているチームもあります。

ただし本来の目的とは違うので、理由あってのビジター参加であれば、無理に誘うのは控えましょう。

ルフィ

俺の仲間にならないか?

④予算が潤う

下にも記載しますが、ビジターの参加費は部員と同額にではなく、割高にすることが一般的です。

ビジターの参加費を当てにした経営になっていなければ、利益がでます。

その使い道は、人それぞれですが、きちんと予算を作っているチームであれば、将来の活動予算に組み込んでいることが多いようです。

居心地のいいクラブだな

制度導入のデメリット

ビジター制度の最大のデメリットは手間です。

①参加管理が部員とは別になる

上述していますが、ビジターを部員と同じ参加管理とはしにくく、別の手段を経由して参加してもらいます。

多くはメール/SNSなどの活用となり、個別対応することになるでしょう。

ただし筆者は、「LINE 公式アカウント」と「tol」というシステムによって、この点は「決済まで含めて自動化」しています。

特にLINE 公式アカウントは非常に優れたマーケティングツールです。※後日、記事化予定。

②毎回、新人と同レベルの対応が求められる

体育館(現地)でのルール説明や案内の対応は、新人と同レベルになります。

ビジターは参加の間隔が空きやすいので、同じ人に複数回の説明が必要なこともあるでしょう。

いかにビジターに掛かる工数を抑えるかが仕組み導入のカギになります。

ここにだけは気を付けたい

部員の流出を促す設定を回避する。

部員にはビジターよりも部員であるメリットを提示しておかないと、大切な部員を流出させかねません。

部員であるメリットの例
  • 部員の方が参加費が安い
  • 部員は忘年会などのバドミントン以外の活動にも参加できる
  • 参加枠は部員が優先される

参加費の差は部員であるメリットが伝わりやすく、多く採用されています。
このとき、部員の参加費を下げるのではなく、ビジターの料金を上げ、経営に影響を及ぼさないようご注意ください。

参加費は仮に2倍の差であっても、上記の需要がある限り、問題ありませんし、部員であるメリットが強調されます。

としかず

金額は価値で決まり、原価だけでは決まらないということは、資本主義の世界に住む一人として、お伝えしたいです。

バドミントン初心者のビジター?

初心者がビジターとして参加された場合、その指導には大きく工数が取られます。

運営チームはいつもどおり、部員の対応に力を割きたいところ。

余力があれば別ですが、ビジターは基礎打ちはマスターできていることという参加条件を付けていたりするのは、ある程度放置していても、運営の負荷が増えないようにしているのです。

指導が必要な初心者は、バドミントンを”体験する”という目的で参加される場合が多いので、あえて無所属でいるビジターとは性質が根本的に異なります。

筆者は初心者チームも運営していますが、「初心者なのにビジター?」というものに違和感があり、ビジター受け入れ対象とはせず、「部員になる前の体験」という形で、きちんと時間を見繕って対応しています。

未来予測(おまけ)

オールビジターのような形が王道になる!?

としかず

数年前くらいまでは、大家族みたいなチームを作るんだー!というのが正解だと思ってました。
でも昨今、それに対抗するちょっと大きな流れを感じます。

ぺつこ

ふむふむ。想像もできん。。。

キーワードは「個」と「シェアリング」です。

個人のYouTuberが、大きなTV局から視聴のシェアを奪っているのは、今に始まったことではありませんが、個人で生きられない世の中から、個人で生きられる世の中への変化というものが確実に起こっています。

それを加速させているのが、シェアリングです。個と反対のような気がしますが、例えばYouTubeというツールで、個人の情報を大多数にシェアできるようになったわけです。

これによって、視聴者は見たい時間に、見たい番組だけ見ることができるようになりました。
提供・受信の双方向に個が居ます。

  • APPLE MUSICの楽曲配信
  • 車のシェアリングサービスAnyca
  • ワーキングシェア(Uber eatsなど)

上記も同じ考え方です。

ぺつこ

わからん。むずい。

としかず

簡単に言うと、我々のクラブをシェアする時代になってもおかしくないってことだね。

ぺつこ

なにー!!

具体的には、登録するとチームA/チームB/チームC。なんなら全国のバドミントンチーム。に参加できるというシステムが開発されてもおかしくありません。

ユーザーはスキマ時間に都合の良いチームを見つけて参加することができます。

チームごとに体育館代など費用が異なるので、サブスク(定額)は難しいかもしれませんが、決済はオンラインのみになるでしょう。

こうなると、拘りが無ければ1つのクラブに所属する必要がありません。フリーランス化(ビジター化)が加速するでしょう。

ぺつこ

やばい。。。本当に起こってもおかしくない。

としかず

これはバドミントンに限った話じゃないから、あり得るよね。

としかず

クラブ側は登録料取られると思うけど。。。

という夢物語です。

ただし、一つのチームに所属するよりも、色んなチームに参加したいという需要が高まっているのは肌感覚としてはあるので、心に留めておいてください。

一方で、同じ個性を持つ人が集まるコミュニティも活況で、需要があります。

これからは全員を囲い込むのではなく、「個」「シェアリング」を意識したチームが生き残るのかもしれませんね。そしてその2つの要素を持っているのがビジターなのです。

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