YONEXシャトルの種類と違いまとめ|チーム別おすすめシャトル

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YONEXのシャトルラインナップ
こんな人向けの記事です
  • YONEXのどのシャトルを選んだら良いか悩んでいる方
  • 今使っているシャトルが適切なのかを確認したい方

YONEXのシャトルは60%近いチームに採用されています。

しかしラインナップが多く、シャトルを与えられていた方は、自分がいざ選ぶ立場になると、悩んでしまいますよね。

ぜひラインナップ全体を把握して適切なシャトルを選んでください。

さわれる目次

YONEXのシャトルのラインナップ

水鳥の羽根は『8種類』ある。

2022年2月時点の水鳥の羽根のラインナップは8種類です。

※ネット上では現在でも旧銘柄が販売されている場合があります。

YONEX 8種類のシャトルケース
ぺつこ

ぺつかずがシャトルケースのイラストを描きました。

としかず

分かりやすいと思いまして。

価格が高い順に、以下の8種類があります。

現行ラインナップ
  • TOURNAMENT(トーナメント)
  • NEW OFFICIAL(ニューオフィシャル)
  • AEROSENSA 700(エアロセンサ)
  • AEROSENSA 600
  • AEROSENSA 500
  • AEROSENSA 400
  • AEROSENSA 300
  • AEROSENSA 200

ほとんどの名前がAEROSENSA(エアロセンサ)+数字になった。

2018年頃から、YONEXのシャトルの名前は、

『AEROSENSA+数字』に移り変わっていきました。

旧ラインナップ(参考)
  • TOURNAMENT(トーナメント)
  • NEW OFFICIAL(ニューオフィシャル)
  • HI-CREAR (ハイクリア)
  • LEAGUE(リーグ)
  • TRAINING(トレーニング)
  • STANDARD(スタンダード)
  • STANDARDⅡ
  • CYBERTEC 02(サイバーテック)
  • CYBERTEC 01

旧ラインナップは名前が華やかですが、統一感がなく、どれが良いシャトルなのかが分かりませんね。

MAZDAの車や、CANONのカメラなど、

ブランド名を統一して、番号でランクを分かりやすくするブランド戦略を行うメーカーが増えています。

としかず

STANDARDは2の方が下、CYBERTECは2の方が上と
つい最近まで、非常に分かりにくい名前の時代でした。

AEROSENSAは数字が大きい=良いシャトルです。

カテゴリーは3つに分かれている。

YONEXのシャトルは、3つのカテゴリーに分類されます。

分類は、シャトルケースのデザインと色で見分けることができます。

YONEXシャトルのカテゴリー

ケースの表記されているそのままを言葉を使うと、

『HIGH QUALITY』『High Grade Practice』『Practice』の3つに分けられています。

分かりやすい言葉に変換すると、

『公式試合用』『練習試合用』『練習用』です。

1.HIGH QUALITY

日本バドミントン協会検定合格球

HIGH QUALITYのカテゴリの3つのシャトルは、全て日本バドミントン協会の検定を合格しています。

簡単にいうと国内の公式戦に使用することが認められているシャトルです。

大会に出場し、普段は試合をメインに行うチームに適しています。

TOURNAMENT(トーナメント)

TOURNAMENT
日本バドミントン協会第1種検定合格球

YONEXの最高級シャトルで、オリンピックにも使用されています。また唯一の日本製のシャトルでもあります。

品質は世界最高ですが、お値段も¥5,000/ダースと高額。

受注生産ということもあり、なかなか定期利用しているチームはありません。

ぺつこ

一度は使ってみたい憧れのシャトルです。

NEW OFFICIAL(ニューオフィシャル)

NEW OFFICIAL
日本バドミントン協会第1種検定合格球

国内の多くの大会で利用されている高級シャトルです。

値段は¥4,500/ダース程度と高額なものの、高い飛行性能と耐久性を持っており採用しているチームは多いです。

TOURNAMENTとは異なり、流通量が多く、安定して入手ができるのも大きなメリット。

『HIGH QUALITY』のカテゴリーの中で、最もおススメです。

メモ

強打を多用する試合を行うチームは、シャトルの消耗が激しくなりがち。そんなチームは、NEW OFFICIALを選択した方が良いかもしれません。

安価なシャトルでどんどん新しいシャトルを使う場合と比較しても、耐久性が高いゆえに、費用は近くなってきますし、安価なシャトルでは得られない公式戦に近い感覚を得られます。

また羽根が折れてしまっても、ニッパーで完全に切り離せば、飛行性能が維持される可能性があるのが、このシャトルの凄いところです。

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AEROSENSA 700

AEROSENSA700
日本バドミントン協会第2種検定合格球

第2種検定球ということで、こちらも国内で採用可能な大会もあります。

飛行性能は良いですが、先に記載したNEW OFFICIALが非常に良いため、比較するとやや劣る印象はぬぐえません。

また耐久性はNEW OFFICIALとの差は感じられてしまいます。

少しでも『安価にHIGH QUALITY』のカテゴリのシャトルを利用したい場合におススメです。

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2.High Grade Practice

コストと性能のバランスが良いカテゴリー

『High Grade Practice』カテゴリーのシャトルは、飛行性能は悪くなく、耐久性もそこそこあります。

値段は¥2,500~¥3,500/ダース程度。

初心者・ブランク経験者にはフレームショットなどによって一発でシャトルを破損させるリスクがありますので、あまり高額なシャトルはおススメできません。

このカテゴリーのシャトルは、コストと性能のバランスが良いため、初心者を含めた様々な実力のメンバーが集まるチームに向いています。

400/500/600の差

『High Grade Practice』には

  • AEROSENSA 400
  • AEROSENSA 500
  • AEROSENSA 600

の3種類があります。

それぞれ説明していきたいところですが、スペックシート上の差はありません。

数字が大きいほど、耐久性が高いはずですが、運営者の実感としてはあまりその差も感じません。。。

ぺつこ

ぺつかず。。。ブログにこれ書いていいん?

としかず

メンバーは600の方が耐久面も期待されがちなんだけど、
正直、消費量はあまり変わらないんだよ。

ぺつこ

値段が高い方が性能が良いというバイアスが掛かっとるんかな?

としかず

それはあるかもしれない。。。
ただ、消費量があまり変わらないのは、多くの人が「羽根が折れたタイミングでシャトルを交換してる」からじゃないかな。

補足

ちなみに筆者はシャトルを捨てる前、まだ折れていない羽根をボキボキ折って、強度を確認する変人です。(NEW OFFICIALは凄いです)

反発感に差がある。

AEROSENSA 400とAEROSENSA 600でクリアを打ってみると、AEROSENSA 600の方が反発を感じることができます。これは『HIGH QUALITY』のシャトルに近いです。

打っていて気持ちが良く、ここに拘りのある方は『大きな差がある』と感じるかもしれません。

としかず

スペックには現れないコルクの部分や軸の剛性(接着部)に違いがありそうです。

消費量の差は少ないものの、飛行能力の低下まで考慮すれば、耐久性に違いがあります。

おススメはAEROSENSA 400

筆者は、AEROSENSA 500か400を使用しているチームがとても多い印象を受けています。
特にAEROSENSA 400はかなり安価で購入することができ、コスパが非常に良いです。

バドつくとしては、まずAEROSENSA 400を採用し、500、600にトライすることをおススメします

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3.Practice

お財布に優しいカテゴリー

『Practice』カテゴリーのシャトルの値段は¥1,800~¥2,400/ダース程度。

飛行性能は他のカテゴリーに対して劣るのですが、YONEXのシャトルは全体として品質が高く、このカテゴリーでさえ飛行性能は比較的良く感じます。

このカテゴリーはシャトルが安価であり、次のようなチームにおススメです。

  • フレームショットを頻発してしまうメンバーが多い
  • 打感・飛行性能を気にしないメンバー多い
  • シャトルを大量に使用する活動を行う

コンポジットコルクを採用している

シャトルの先端のコルクには『コンポジットコルク』が採用されています。

コンポジットとは『合成』という意味です。人工と捉えて頂いて構いません。

YONEXシャトルのコルクの差

天然コルク品と比較すると、人工コルク品は反発が弱く、飛ばない印象を受けます。
その代わりに、安価な製品になることが多いです。

打感・反発感にこだわるメンバーが多い場合には、天然コルクの製品を選ぶことをおススメします。

AEROSENSA 300

AEROSENSA300
としかず

このシャトルはいい意味で一癖も二癖もあります。

耐久性が高い!?

耐久性が『羽根が折れるまでの時間』と定義した場合、AEROSENSA300は

『High Grade Practice』カテゴリーのシャトルに匹敵します。

むしろAEROSENSA300の方が良いのではないかと思うほど。

ぺつこ

すごいやん!!

としかず

ただ、飛行能力は変わっていきますので注意してください。

たくさん打っていくと、コルク表面が『でこぼこ』、シャトル全体は『ぶよぶよ』になっていきます。

羽根が折れていなくても、打感は重くなり、打ちごたえは無くなっていきます。

上位のシャトルと、コルクの性能差がはっきりと出るのです。

しかし羽根が予想以上に強く、羽根折れしか確認しない人とっては飛行性能の変化に気が付かない場合もあるでしょう。

使い方次第では、素晴らしいシャトルになりますので、ぜひ一度お試しください。

としかず

良くも悪くもコルクの大切さが分かるシャトルです。

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羽根の形はばらついている。

羽根の形を観察すると、カットされているものや、上位のシャトルにそっくりなものなど、様々なものが混ざっています。

※後日、写真を掲載予定

このあたりも、安さに繋がっているのでしょうか。

AEROSENSA 200

AEROSENSA200

YONEXの水鳥のシャトルの中で、最も安価なシャトルです。

先にも記述しましたが、YONEXはこのクラスでも飛行性能が良く、大きなブレや偏心はありません。

ただしAEROSENSA200は、どのシャトルよりも羽根が折れやすいです。

アヒルの羽根

AEROSENSA200は「アヒル」の羽根が採用されています。

水鳥シャトルには「ガチョウ」か「アヒル」のどちらかの羽根が使われることが多く、次のような特徴があります。

ガチョウの羽根

耐久性が高く、高価。高級な羽毛布団にも使われる。

アヒルの羽根

ガチョウに比べて脆いが、安価。白く綺麗なことが多い。

アヒルの羽根が採用されるこのシャトルは、数分のクリアだけでも羽根が折れてしまうこともあります。特に乾燥する冬季には顕著になります。

一方で強打を行わないプレーヤーであれば、ゲームでも問題なく使用できます。
初心者の多いレディースチームなどにも適しているでしょう。

としかず

個人的な意見ですが、私は300より200の打感が好きです。

ぺつこ

友達の羽根が。。。

まとめ|バドつくのおすすめ

バドつくおススメのシャトル

バドつくでは、最初は次の3種類のシャトルの中から、ご自身にあったもの選択していただくことをおススメします。

NEW OFFICIAL…性能を考慮すれば高くない?高い満足度。

AEROSENSA400…性能価格のバランスが最高。

AEROSENSA300…上手く使用すれば、素晴らしいシャトル。

どのシャトルを使う場合にも、比較されがちなYONEXのシャトル。

それぞれの特徴を捉えて最良のシャトルを選択してください。
この記事が参考になれば幸いです。

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YONEXのシャトルラインナップ

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