サークルのルールを作るときの3つのポイント

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ルール作りの コツ
この記事について

バドミントンサークル運営していくと、必要になってくるルールや規則。

色々なルールがありますが、人の行動を制限するものであるが故、イザコザもしばしば。

この記事では、上手くいくルールを作るポイントを3つお伝えします。

さわれる目次

上手くいくルールを作るコツ ①

ルール自体を作らない

ぺつこ

冒頭から飛ばしすぎやよ。
ルールを作るコツは、作らないって。。。

としかず

いや、これは実は大事なことなんだよ。

基本的にルールはない方が良い。

サークルに『〇〇〇をすることは禁止です』というルールがあるとします。

このルールがある以上、メンバーは自身の行動に制限をかけようと意識をします。

運営側は、メンバーがルールを守っているかを確認し、守られていなければ、何らかのアクションを起こさなければなりません。

お互いにとってストレスが生まれています。

ぺつこ

それはそうやけど、
ルールがないと無法地帯になってしまうよ?

としかず

じゃあ、どうすれば良いか、例を挙げてみます。

松屋と吉野家

両方とも大手の牛丼チェーンです。安くて美味しい牛丼が食べられます。

さて無銭飲食は当然ルール(法律)違反ですが、、無銭飲食をしようとすると、松屋と吉野家では状況が違うことにお気づきになりますでしょうか?

ぺつこ

わ!!
松屋だと、無銭飲食ができない!!

としかず

ぺつこ正解!!

お店に行かれたことがある方は、両者の仕組みが以下のようになっているのをご存じかと思います。

松屋:食券を購入してから、料理が出てきて食べる。

吉野家:料理を食べてから、店員さんに料金を支払う。

両者とも良い点があると思いますが、

松屋は支払いが行われなければ、料理は出てきません。

お金を払う前に料理を食べることができません。

つまり無銭飲食を抑制したいのであれば、

『無銭飲食をすることは禁止します。』というルールを安易に作るのではなく、

仕組みを変えて、無銭飲食ができないようにすればいいのです。

目指すべきはこの考え方です。

牛丼

破れてしまうルールを無くしていこう。

メンバーの多くはルールを破ってやろうなんて思わないのですが、意図せず破ってしまうこともあります。

そしてそのルールを作った貴方はそのメンバーに注意・指導をしなければなりません。

両者とも気持ちよくないですよね。

では筆者は破れるルールをどう変えていったのか、具体的にお話します。

もともとあったルール例
  1. 練習毎、または月に1回現金でお金を支払う。
  2. 練習する4日前までに参加表明する。
  3. 退会をするときには、運営に連絡して、月末に退会する。

これらのルールはもうありません。どう対処したのかを簡単に紹介します。

①料金の未払い・支払い間違い防止

クレジットカードによる自動引き落としの仕組みを導入しました。

未払いや金額を間違ってしまうことはなくなりました。

②参加人数を把握して、開催可否を判断する。

『4日』というのは『体育館のキャンセル期限3日前』というものに対応したものです。

※体育館予約のローカルルールです。

3日前以降、キャンセルの場合には運営に連絡するというルールもありました。

これを解消するために、月額費制を導入しました。

人数によらず活動が開催できるので、メンバーは参加表明をする必要がありません。

参加したいときに参加するだけになりました。

③自己退会防止

LINEグループを連絡ツールとしていると、自己退会によって風紀が乱れるため、上記のルールを設けていました。

今は、LINE公式アカウントで連絡を行い、所属しているか否かは、サブスクに登録しているか否かとしました。

退会するときも、サブスクを解約するだけになり、全メンバーに通知が行くこともありません。


これ以外にも、たくさんのルールを廃止しました。

特にバドミントン活動以外で、メンバーを拘束するようなルールはもうほぼありません。

としかず

ルール違反が起きないから、監視の必要もなく、運営側もストレスから解放されてるんです。

上手くいくルールを作るコツ ②

自分が破る可能性のあるルールは作らない。

当然守っていればいいのですが、運営者がルールを違反すると、本当にいいことはありません。

破ればメンバーからの信頼が無くなる。

メンバーはルールを守っているのに、運営者が違反をしてしまうと、想像以上に信頼を損ないます。

残念なことに、メンバーの多くは運営者に対しては注意喚起を行ってはくれません。

『陰口』や『退会で態度に表す』など、気が付かないところでジワジワと状況が悪くなります。

具体的にはこんなことがあった。

とあるサークルは、1回の活動における参加定員ルールがあり、メンバーはそれをしっかりと守っていました。

しかし、ある日、運営者が満員にも拘わらず、活動にメンバーでない知り合いを参加させてしまいました。

当然のことながら、1人あたりのプレイ時間は低下しました。

謝罪・反省等の言葉はなく、何回か繰り返されてしまった為、どんどん不満の声が増え、最終的に退会者まで出す騒ぎになってしまいました。

人が多い

厳しい校則のようなルールには要注意

筆者が見たことのあるちょっと厳しいなと思うようなルールは以下のようなものです。

・サークルのメンバーがプライベートで少人数で集まるのを禁止する

・他のサークルへの参加を禁止する

目的があってのルールだと思いますので、どのようなルールを設けるのも自由だと思いますが、

筆者はこれらの厳しいルールをずっと守れる自信はありません。。。

ルールを決めるときは、

本当に自分は行わない自信があるのか、一度胸に手を当てて考えてみましょう。

としかず

ルールを守るのも、まずは自分からですね。

ぺつこ

これは納得。

上手くいくルールを作るコツ ③

早い段階でつくる

ぺつこ

スピード!?
大事なん??

としかず

これには次のような意図があります。

後からルールは増やしにくい

人は『変化』が大変苦手です。

変化が起きるたびに、考える必要があるため、ストレスを感じます。

特にルールは人の行動を制限するものであるため、ルールが増えるような変化に対しては、ストレスを感じる傾向は顕著になります。

一方で、多くのルールが設定されたグループであっても、

それを初めて知る(つまりルールが出来てから加入した)人は、そうゆうものだと思ってしまうため、

あまりストレスは感じません。

つまり、ルールを作るのであれば、

メンバーが大勢集まる前の段階で作っておいた方が良いのです。

筆者はルール整備が遅れてしまった。

筆者は、ほとんど知識がない状態から始めており、課題が見つかった場合には、度々サークルの制度(ルール)を変化させてきました。

どんどん良化していって欲しいのですが、残念なことに、数名は来なくなってしまったりしました。

ぺつこ

判断が遅い。

としかず

鱗滝さんか!?

早いことに越したことはありません。しかし本当に必要だったり、効果のあるルールは後からでも追加していきましょう。その時には、メンバーへの丁寧な説明をお忘れなく

まとめ

サークルが上手くいくルールを作るコツは

コツ①:ルール自体を作らない。

コツ②:自分が破る可能性のあるルールは作らない。

コツ③:早い段階でつくる。

でした。

サークル運営者は、例えば体育館の利用ルールなどもメンバーに伝え、守ってもらわなければなりません。

バドミントン自体のルールもあるでしょう。

たくさんあるルールを上手く共存させて、良いバドミントンサークルを作ってください。

ルール作りの コツ

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