実はお店で探しても、なかなか見つからないバドミントンコート用の番号のタグ(札)
この記事では、100円均一で売っているもので、タグをつくる方法を説明します。
コート番号のタグ(札)について
コート番号タグがなぜ必要か
複数コートのある体育館で活動を行い、メンバーを各コートに割り振るときを想定します。
コートに番号が与えられていなければ、
『入口から1コート』などと指示をすることになります。
このように体育館に非対称の入口などの特徴があれば、まだ良いのですが、
特徴がなければ、『手前側から1コート』『あっちが1コート』などと
不明確な指示を行うことになってしまいます。
筆者もコート番号のタグを準備しなかったときには、結局、
何回もコートの場所を聞かれていました。。。
まだ馴染めていないメンバーや、初めて参加するメンバーは、
どのコートに入れば良いのかが分からなくなったり、忘れたりすることで、
多少なりとも不安になるはずです。
さ、3コート。。。どっちやろ。。
コート番号タグは、どこにも売っていません。。。
最初はどこかに売っているだろうと想像していたのですが、
どのスポーツショップにも売っていない!ネットにも情報が落ちていない!
結局見つけることができませんでした。。。
どなたか見つけたら教えてください。。。。
コート番号タグに必要な性能
- 軽さ(とにかく1gでも軽い方が良い)
- 必要最小限のサイズ(B6で十分!!)
- 柔らかさ(固くないこと)
- 汚れにくさ(そこまで大切に扱われません)
- 両側から見える
- 手軽にネットに装着できること
- 価格(安い方が良い)
❶~❸、つまり軽く・小さく・変形できるの3項目は、『何度も持ち運ぶことになる』タグにとって大切な要素です。
❹~❻は扱いやすさです。
扱いやすければ、メンバーが協力してくれやすくなります。
たとえば❺は、裏表を気にしてセッティングするのは面倒ですよね。
コート番号タグの作り方
準備するもの
100円均一とコンビニのプリンタだけで作ります。
大手100円均一のダイソーで売っているものと、番号の印刷だけで作ります。
①軟質カードケースは、好みで硬質カードケース(固いやつ)を使っても良いのでは???と思われがちですが、硬質では同じ方法で作成ができません!要注意です。
アイテム(3コート用) | 価格合計 ¥1,030 |
---|---|
軟質カードケース×2 | ¥220 |
1穴パンチ | ¥110 |
ハトメパンチ | ¥220 |
ボールチェーン | ¥110 |
キーホルダー | ¥110 |
ハンマー | ¥110 |
番号を印刷した紙×3 | ¥150 |
①B5に印刷した紙を2つ折りにして、カードケースに収納する。
番号の紙をカードケースに収納する際に注意することは、2つです。
❶折ったあと、紙が開く方をケースの奥側に入れることで、ゴミの侵入を防ぎます。
❷用紙をケースに収納する際は、できる限り奥に入れてください。ケースの中で用紙を動けなくすることができます。
②1穴パンチで穴を開ける。
ちょうど中心を狙って、1穴パンチで穴を開けます。
コート札の穴位置を揃えるため、パンチは奥まで突っ込みましょう!
1穴パンチは本来紙に用いるものです。硬質ケースはうまく穴が開けられない恐れがあります。
③ハトメ金具をつけて、パンチで押さえ、ハンマーで叩く。
先ほど開けた穴にハトメ金具を挿入します。ハトメ金具は数個付いてきますので、別売り品を買う必要はありません。
ハトメ金具Φ7mm、1穴パンチで開けた穴はΦ6mmなのですが、大丈夫!ちゃんと入りますので!
※Φは径という意味です。
ハトメ金具の径が1mmずれていても挿入できるのは、軟質ケースだからです。硬質ケースの場合はここで断念となります。くれぐれも硬質ケースは選ばないようにしてください。
パンチで押さえるときには、力いっぱい押さえてください。
それでも厚みが少し足りずバリが出来てしまうので、裏側からハンマーで叩く必要があります。
ハンマーで何度も叩けば、綺麗に仕上がり、触っても違和感が無くなります。
④ボールチェーンとキーホルダーを付ける。
最後に、ボールチェーンとキーホルダーを付けて完成です!
完成
おまけ
使用していると、カードケースが開くことが気になるかもしれません。
もしも気になる場合には、ハトメ金具を追加購入して、固定してしまいましょう!